「聖女の救済」

聖女の救済
著者:東野圭吾
出版社:文藝春秋
価格:1700yen
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男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。湯川が推理した真相は―虚数解。理論的には考えられても、現実的にはありえない。(Amazon.co.jpより)
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前回に続いて東野さんのガリレオシリーズです。 ドラマに出てきていた柴崎コウさんの役の内海さんがでていたらしいですね。 (といってもドラマを見ていないので、らしいということしか言えませんが) 今回の話も「容疑者xの献身」と同じように、最初から犯人はだれかというのはわかって進んでいきます。
今回のトリックはガリレオの言う「虚数解のトリック」とは、「理論的には考えられるが現実的にはありえないトリック」 ということで、ありえないトリックだと思いました。 ただそれをしかけた犯人の執念というのかその部分をうまく書かれております。 その執念によって作られたトリックによって 被害者の考え方はたいていの人が、なんだか嫌な考えを持つ人だなと 思うような人であり、より一層犯人への思い入れが強くなる感じでした。
そう引き込ませる東野さんの作品の人のキャラクターづくりにはいつも 素敵だなと思わされます。 ただやはりドラマとかになったりすると、どうしても読んでいるときに その役の人の顔になってしまうとこが、私としては困りどころです。