「廃墟に乞う」
先日直木賞が決定しましたね。
2009年下半期の直木賞は白石一文さんの「ほかならぬ人へ」と佐々木譲さんの「廃墟に乞う」でした。
残念なことに同日に発表される芥川賞なんですが、今回は受賞作なしとのこと。
佐々木譲さんといえば「笑う警察」シリーズが有名ですよね。白石さんのはまだ読んでないのですが、佐々木さんのは読ませていただきましたので今日はそのお話ですよ。

廃墟に乞う
著者:佐々木譲
出版社: 文藝春秋
価格:1680円
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道警の敏腕刑事だった仙道考司はある事件をきっかけに、心の痛手を癒すために休職中の身だったのだが、かつての事件の関係者から事件を依頼され捜査を手伝うことになるのですが・・・・
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色々な警察小説がありますが、その分野でも良作ですよね。さすが直木賞を受賞といったとことでしょうか。作品で事件での犯人、容疑者の犯行動機、心の葛藤を冷静な視点から書いています。ちょっと硬いといった印象が受けますが、その分表現が豊かな描写がいいんですよね。重量のある短編でした。
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