「死神の精度」

Posted under 井坂幸太郎 by ポニョ on 日曜日 26 4 月 2009 at 2:41 PM

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死神の精度

著者:伊坂幸太郎
出版社:文藝春秋
価格:1500yen

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「死神」は情報部?に指示された人間に近づいて、7日間のうちにその人間が死んでもいいかどうかを判断、「可」なら8日目にその死を見届けるのが役目です。仕事がくるたびに、対象となる人間に近づきやすい年齢や外見と変化して近づき、淡々と仕事をします。特に問題がない限り「可」を出すことになって、あまり見ていなくても「可」としても構わないのですが、「ミュージック」をこよなく愛する死神たちはギリギリまで判断を保留し、CDショップに入り浸り。 (Amazon.co.jpより)

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「陽気なギャングが地球を回す」の作者の伊坂さんの作品です。
映画では金城武さんがこの物語の死神役をやっていましたね。
設定が、死神がその人が死んでもいいかどうか、その人に近づいて判断するという
面白い設定。
死神というと、怖いイメージを持っていますが、ここにでてくる死神は
なんだか人間くさく、ちょっとずれてて好感を持ってしまいます。
雨男の死神が、出てくるのでいつも雨の情景なんですが、ジメっとした感じではなく
そのしっとりした雰囲気がストーリーの味を出していて、作品自体が死という暗いものを
あつかっているのに読んだあとは爽快感がでてきます。
6つの短編からなっているのですが、恋愛話であったり雪山であったり、バライティにとんでいて
飽きの来ない短編集となっています。

短編であっても、どの話も「この人このあとどうなったのかな?」と思える
作りこみがしっかりしてあって、いい余韻を残す作品になっています。

「陽気なギャングが地球をまわす」

Posted under 井坂幸太郎 by ポニョ on 金曜日 13 3 月 2009 at 1:51 PM

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著者:井坂幸太郎
出版社:祥伝社
価格:880yen

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嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売 上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画 化で話題のハイテンポな都会派サスペンス。
(Amazon.co.jpより)
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映画にもなった作品です。
緻密に練られた計画を立ててエレガントに強盗するの4人組。
金に困って強盗するのではなく、ある種刺激を求めて強盗してる感じです。
ギャング団の一人の響野の口ぐせの
「ロマンはどこだ?」
にもあるように、この主人公4人にとって強盗はロマンななんでしょうね。
この口ぐせにもあるように、ただ強盗する話なんですが目的はお金ではなく
ロマンを追求した結果強盗になったという4人組みであって、
悪いことをしているんだけど、つい応援したくなるような魅力のある人たちです。
スカッと爽快な後味もあり、サクサク読める作品です。

こちらの映画も見たのですが、映像がオシャレで、題名にもあるように
陽気な感じがとても伝わる作品になっていて、原作を読んだ後に見ても
爽快に見ることができました。

爽快さを求める方にいかがでしょうか?