「死神の精度」

死神の精度
著者:伊坂幸太郎
出版社:文藝春秋
価格:1500yen
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「死神」は情報部?に指示された人間に近づいて、7日間のうちにその人間が死んでもいいかどうかを判断、「可」なら8日目にその死を見届けるのが役目です。仕事がくるたびに、対象となる人間に近づきやすい年齢や外見と変化して近づき、淡々と仕事をします。特に問題がない限り「可」を出すことになって、あまり見ていなくても「可」としても構わないのですが、「ミュージック」をこよなく愛する死神たちはギリギリまで判断を保留し、CDショップに入り浸り。 (Amazon.co.jpより)
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「陽気なギャングが地球を回す」の作者の伊坂さんの作品です。
映画では金城武さんがこの物語の死神役をやっていましたね。
設定が、死神がその人が死んでもいいかどうか、その人に近づいて判断するという
面白い設定。
死神というと、怖いイメージを持っていますが、ここにでてくる死神は
なんだか人間くさく、ちょっとずれてて好感を持ってしまいます。
雨男の死神が、出てくるのでいつも雨の情景なんですが、ジメっとした感じではなく
そのしっとりした雰囲気がストーリーの味を出していて、作品自体が死という暗いものを
あつかっているのに読んだあとは爽快感がでてきます。
6つの短編からなっているのですが、恋愛話であったり雪山であったり、バライティにとんでいて
飽きの来ない短編集となっています。
短編であっても、どの話も「この人このあとどうなったのかな?」と思える
作りこみがしっかりしてあって、いい余韻を残す作品になっています。
陽気なギャングが地球を回す